セブの留学タイプを比較 ー ワーキングホリデー(2カ国留学)・海外インターン・大学留学の特徴とメリット
セブ留学には語学留学だけでなく、フィリピン留学後にオーストラリアやカナダにワーホリをする2カ国留学、海外インターンなど様々なタイプがあります。2カ国留学のポイント、ワーホリの時給や仕事、海外インターンの探し方、キャリアアップや就活に活かす方法など、各タイプの特徴をメリットを徹底的に解説します。
二カ国留学
二カ国留学とは、二つの国で留学するプランです。
- フィリピン留学+オーストラリア留学
- フィリピン留学+アメリカ留学
- フィリピン留学+カナダ留学
マンツーマンが主体のプログラムが多いフィリピン留学で基礎を学んだ後に、オーストラリアやカナダに留学する人気の留学スタイルです。
二カ国留学は大きく2種類あります。
1.セブ島留学 → 他の英語圏へ留学・進学
まずセブ島で語学学校で試験対策コースでスコアを伸ばし、英語圏の高校、大学や大学院へ進学するスタイルです。
留学方法は「正規留学」や「交換留学」が中心のため、セブ島でTOEICやTOEFL、IELTSの資格対策に力を入れる人が多いです。
セブ島留学中に公式の試験を受けることもできます。以下はフィリピンの各試験の公式ページです。
2.セブ島留学 → 他の英語圏でワーキングホリデー
セブ島で英語に慣れ基礎を身に付けた後に、ワーキングホリデーに挑戦するスタイルです。
ワーキングホリデーでは海外生活で異文化を体験しながら、アルバイトや海外インターンシップができます。働くために必要な英語を事前に習得する必要があります。
セブで基礎英語を身に付けることで、留学費用が高い二カ国目の語学学校へ通うお金と時間を節約できます。
2カ国留学はこんな人にお勧め
2カ国留学をするべき人の特徴を3つ紹介します。
1.短期集中で英語を勉強したい人
2ヶ国留学は、短期集中で英語力やTOEICのスコアを伸ばすことができます。
最初のセブ島では3〜6ヶ月過ごす人が多いですが、中には1〜2ヶ月の短期留学の人もいます。
マンツーマンレッスンや他国に比べ授業数が多いのがセブ島留学の特徴です。短い時間でも質の良い授業を受けることで英語力アップや、TOEICやIELTSのスコアアップができます。
2.低予算で英語を勉強したい人
1ヶ国目をセブ島での留学にすることで、大幅な留学費用の節約につながります。
欧米では1ヶ月の留学で60万円以上かかることが少なくありません。
しかしセブ島は、1ヶ月につき平均20万円で留学できます。物価の安い国で勉強してから正規留学やワーキングホリデーに挑戦することで、数十万円の節約も可能です。
3.英会話に慣れてから渡航したい人
ワーホリや正規留学の国は英語圏が中心です。いきなり英語圏に渡航すると、最初はなかなか聞き取れなくて苦労する人が少なくありません。
フィリピン人講師の英語はクリアで聞き取りやすいため、初心者でも英会話に慣れることができます。まずセブ島で英語に慣れ、海外生活をスムーズにスタートしましょう。
ワーキングホリデーとは
ワーキングホリデーとは、日本と協定を結んでいる国で英語の勉強やアルバイト、インターンができる制度です。
フィリピンからの2カ国留学で人気なのでは下記の3つの国です。
- オーストラリア
- ニュージーランド
- カナダ
1〜2年の期間中に、その国や周辺エリアを観光、留学、就労ができます。
ただし、ワーキングホリデービザの申請には18〜30歳の年齢制限があります。
上記の年齢の人は合計21のワーホリ協定国で働くことができ、ワーホリ中に貯金する人もいます。
憧れの海外生活を楽しむ人も多いでしょう。
ワーキングホリデーはこんな人にお勧め
ワーキングホリデーに向いている人の特徴を3つ紹介します。
1.仕事で英語を使う社会人
ワーキングホリデーは海外の駐在員、海外就職、外資系の転職を目指す社会人にお勧めです。
現地での就労や語学学校への就学が認められている制度です。
ワーキングホリデーの経験が、帰国後の就職活動で評価されることも少なくありません。
海外経験がある、英語が話せるという人はワーキングホリデーに挑戦することで、今後のステップアップにつながります。
2.留学費用を抑えたい人
現地で就労ができるため、留学費用を抑えたい人にもワーキングホリデーはお勧めです。
現地で仕事ができるため、1年間以上の長期滞在でも平均150万〜200万円と他の方法よりも少ない費用で留学が実現します。
またワーホリ前に留学をしても、セブ島であれば多額の費用はかかりません。
初めての留学でも安い費用で勉強し、海外生活を体験できます。
3.現地の文化や生活に触れたい人
ワーキングホリデーはアルバイトや勉強をしながら現地で生活する制度です。そのため現地の文化や生活に、直接触れる機会もあります。
「いつか海外で生活してみたいけれど、文化があわなかったらどうしよう…」「初めての海外生活で不安…」という人でも、ワーホリで慣れることができます。
ワーホリではどんな仕事ができる?
ワーキングホリデーでできる仕事を「高い英語力を必要とする仕事」と「英語力は必要ない仕事」に分けて紹介します。
高い英語力を必要とする職種
- IT企業(TOEIC900点以上)
- ホテルのフロント(TOEIC800点以上)
- カフェやレストランでの接客(TOEIC700点以上と臨機応変な英会話力)
ホテルやカフェ、レストランなどは臨機応変にお客さまと会話できるスキルが欠かせません。どの職業でも、TOEIC700〜800点ほどの英語力が必要です。
英語力がほとんど必要ない職種
- 農場でのフルーツピッキング
- 日本食レストラン
- 日本人の顧客のコールセンター
一方でコミュニケーションを必要としない農場や、日本人のお客さまが多いところではレベルの高い英語力が必要ありません。
中学英語レベルのTOEIC400点ほどあれば、日常生活には困らないはずです。
セブで勉強してからワーホリをするメリット
セブ島で留学してからワーキングホリデーをするメリットを3つ紹介します。
1.英語力を上げてから自信を持ってチャレンジできる
セブ島で英語の基礎を身につけてからワーキングホリデーをすることで、英語で困ることが少なくなります。
セブ島留学をしなくてもワーホリには挑戦できます。しかし、英語力ゼロの状態での仕事探しは難しいです。
セブ島の語学学校はマンツーマンレッスンが中心のため、英語が苦手な人でもコミュニケーションに必要な英語力は身につけることができます。
これにより仕事も見つけやすくなり、高い給料で働くことができる可能性も高まります。
3.短期集中でTOEICスコアを上げることができる
セブ島の語学学校では、短期間でTOEICなどのスコアアップが期待できます。
TOEICは帰国後の就職活動や給料アップ、現地での仕事探しにおいて有利に働く資格です。
ワーホリで仕事が見つかっても、日本でキャリアに結びつかなければもったいないですよね。
セブ島でスキルを1つでも身につけておくことで、ワーホリ中と帰国後、どちらにおいても仕事が見つかりやすく、将来のキャリアにつながります。
さらにはセブ島なら学費も1ヶ月15万円からと安いため、留学費用をおさえることもできます。
3.友達やワーホリ仲間ができやすく、充実した留学生活を送ることができる
セブ島には、ワーホリを控えた留学生が少なくありません。そのため同じ目標を持った友達や仲間を作りやすいです。
1ヶ国目からワーホリに行くと、現地で1から友達を作る必要があります。これは時間がかかる、なかなか大変な方法です。
セブ島で同じ日本人の友達を見つけておくだけでも、心理的な負担の軽減になります。
ワーキングホリデー先でも、充実した生活を送ることができます。
セブと欧米、語学学校の費用はどれくらい違う?
それぞれの人気留学先において、1ヶ月の語学留学をする場合の費用相場を比較します。
- | セブ | アメリカ | カナダ | イギリス | オーストラリア |
---|---|---|---|---|---|
滞在費+学費 | 15〜20万円 | 30〜40万円 | 18〜30万円 | 25〜40万円 | 18〜25万円 |
渡航費(航空券) | 往復3〜8万円 | 往復13〜15万円 | 往復8〜15万円 | 往復8〜15万円 | 往復8〜12万円 |
海外保険 | 1〜2万円 | 1〜2万円 | 1〜2万円 | 1〜2万円 | 1〜2万円 |
生活費(食費や交通費) | 3〜4万円 | 5〜7万円 | 8万〜13万円 | 5万〜10万円 | 5万〜8万円 |
合計 | 25万〜33万円 | 52〜68万円 | 35万〜60万円 | 40万〜67万円 | 32万〜45万円 |
国によって授業料や航空券の値段が異なります。比べてみても、フィリピンが最も安い留学先なことが明らかです。
更にフィリピン留学はマンツーマンレッスンが中心です。欧米はグループレッスンのみです。もし欧米でフィリピンと同じようにマンツーマンレッスンを変えるとしたら、この目安金額が3倍程度かかります。
セブから2カ国留学するメリット
セブ島から2カ国留学するメリットを3つ紹介します。
1.国際感覚を養える
英語力を伸ばすとともに、さまざまな国からの留学生と生活することで国際感覚が身につきます。
外資系企業への就職を考えている場合、異なる価値観を尊重し、外国人と協力し合うことが欠かせません。
そのため早いうちから多国籍な環境で生活した経験は、将来の就職活動で有利に働きます。
特に多くの社会人の中には「若いときに留学しておけばよかった」という人が少なくありません。
20代のうちに海外生活に慣れ、欧米の文化にふれておくことで、グローバル人材に近くことができます。
2.TOEICやTOEFL、IELTSなどのスコアアップが期待できる
セブ島留学ではTOEICやTOEFL、IELTSなど、英語力を測る試験の対策コースに入学できます。
これらのスコアは英語圏や欧米圏での正規留学や交換留学において、チェックされるポイントの1つです。
セブ島でこれらの勉強に打ち込むことで、長期留学への道が開けることも少なくありません。
特にセブ島は1ヶ月15万円からと、格安の費用で留学できる国です。長期留学の前でも、気軽に英語力アップに挑戦できる環境が整っています。
3.初めての海外生活でも慣れやすい
セブ島はフィリピンにあるため、アクセスは約5時間、時差もわずか1時間と日本から距離が近い国の1つです。
そのため初めての海外留学でも慣れやすく、長期休みを利用して留学しやすいです。英語初心者や留学初心者は、セブ島で慣れてから2ヶ国目へ渡航するのがストレスも少なくておすすめです。
セブから2カ国留学するデメリット・失敗例
セブ島から2カ国留学をするデメリットとその解決策を3つ紹介します。
1.留学後、「転職が成功する」という保証がない
退職をして留学をしたものの、帰国後に転職が保証されるわけではありません。
語学留学自体はキャリアの評価対象とならず、履歴書上はブランク期間と考えられてしまいます。
<解決策>英語はあくまでもツールとして考える
語学留学はキャリアの対象にならないことをしっかり理解した上で、「何のために留学をするのか」という目的をしっかり考える必要があります。
英語はできるに越したことはありませんが、あくまでも”ツール”です。
英語を身につけることで外資系への転職のきっかけになるなど、キャリアにつなげる可能性が高まるものと考えましょう。
2.勉強より観光を優先する
セブ島はフィリピンの中でもリゾート地のため、バカンスを過ごすために訪れる日本人も少なくありません。
街中にもスパやショッピングモール、ビーチなど遊ぶ場所が集まっており、週末には観光や遊びを楽しむ留学生もいます。
英語学習のモチベーションを維持することが難しいです。
<解決策>英語と遊びをわけてメリハリのある留学生活を送る
平日は英語の勉強、週末は遊びなど、日によってスケジュールを変えて生活してみましょう。
もしくは留学中は週末も勉強し、終わった後の数日で一気に観光することもおすすめです。短期で結果を出すためには、ガマンも欠かせません。
またリゾート地である分、ホテルなどの設備はクオリティーが高く、治安が良い、滞在費用は安いなどメリットも多いです。
日本国内と同じ生活水準を求める人にとって、セブ島は快適な環境です。
3.日本人から人気のエリアのため、日本語を話すことも多い
セブ島は近年、日本人から人気の留学先です。日本人経営の語学学校も多く、留学を希望する人が少なくありません。
そのためフィリピンにいるのに、ルームメイトとは日本語で話すなど、なかなか英語力がアップしないケースも報告されています。
<解決策>同じ目標を持った友達を見つける
日本人の多い環境でも、同じ目標を持った友達を見つけることでモチベーションアップにつながります。
またセブ島の教師は熱心な人が多いため、相性の良い人を見つけることも留学の成功には欠かせません。「留学中にこれだけTOEICのスコアをアップさせたい」など、あなたの目的を伝えておきましょう。
セブ2カ国留学の体験談
社会人3年目のAさんは、オーストラリアでワーキングホリデーをするために仕事を退職しました。
しかしAさんは英語に苦手意識があり、日常英会話もほとんどできない状態です。
そのため留学エージェントに2ヶ国留学をすすめられて、ワーホリ前にセブ島へ渡航することにしました。
セブ島には3ヶ月留学し、英会話の基礎をマスターすることに集中しました。
講師にあらかじめ「ワーホリに行くから生活や仕事で使える英会話を身につけたい」と伝えていたところ、講師もフリートークの時間を多く作ってくれるように。
英会話に慣れて、スムーズに英語を話せるようになりました。
そして3ヶ月後、オーストラリアへ渡航。英語を身につけていたおかげで、仕事や家がスムーズに見つかりました。
現地では7ヶ月間、カフェのアルバイトをして帰国に。接客で身についた臨機応変な英会話力が評価されて、外資系ホテルへ転職することができました。
このように英語初心者でも、2ヶ国留学であれば英語力を身につけてからワーキングホリデーに挑戦できます。
またセブで「英語」というスキルを手に入れることが、結果として就職活動で有利に働きます。
海外インターンシップ
海外インターンシップとは、日本以外の国やエリアで働く体験をすることです。
ビジネスマナーや実務経験が身につくことから、就職・転職活動のアピール材料にする人も少なくありません。
日本のインターンシップとの違いは「多国籍な環境で働く」「海外で通用するスキルを身につける」などの経験ができることです。
期間は1ヶ月の短期間から1年の長期まで可能で、有給と無給があります。
セブ島などフィリピンでのインターンの目的は「英語を学びながら実務経験を積む」という人が多いです。
語学学校に通ってからインターンに挑戦できる、もしくはインターン先が英語のレッスンを提供していることもあります。
そのため「英語+インターンで身につけたスキル」によって、帰国後のキャリアに繋がりやすいでしょう。
有給インターン・無給インターンの違い
有給インターンシップと無給インターンシップの違いを解説します。
有給インターンシップの特徴は「お給料をもらいながらスキルを身につけることができること」です。
無給とは異なり、現地でお金を稼ぎながら実務経験を積むことが可能です。
インターンシップの給料の相場は、1ヶ月に約2〜3万円。フィリピンでは給料の他に、宿泊場所と食事、往復航空券などが支給されるケースもあります。
ただし有給インターンでは「TOEIC〇〇点以上」など一定の英語力が必要です。
海外インターンシップはこんな人にお勧め
海外インターンシップに向いている人の特徴を3つ紹介します。
1.ビジネス英語を使いこなしたい人
海外インターンシップは、ビジネス英語を使いこなしたい人におすすめです。
ビジネス英語の習得は、仕事をしながら身につけることが一番の近道です。
インターンでは実際の仕事場でよく使われているビジネス英語を学ぶことができ、キャリアアップにつながることもあります。
より実践的な英語を身につけたい人には、最も効率よく学習できる環境です。
2.海外経験を積みたい大学生
海外インターンシップは、海外経験を積みたい大学生におすすめです。
インターンシップをする学生は増えつつありますが、国内が中心。海外インターンシップの経験者はまだまだ多くありません。
10〜20代のうちから海外経験を積むことで「英語+ビジネススキル」を習得できます。
これにより周りの学生と差をつけることができ、将来の仕事の幅が広がることも。フィリピンのセブ島は留学費用も安いため、大学生でも参加しやすいことが嬉しいポイントです。
3.海外転職やキャリアアップを考えている社会人
インターンシップは学生向けのイメージが強いですが、社会人でも参加できます。
インターンでは「英語+新たなビジネススキル」が身につきます。社会人はそこに「今までの仕事のスキル」を組み合わせることができますよね。
そのため転職活動において、周囲との差別化につながり、キャリアアップが実現しやすいです。
またインターン先にそのまま転職する人も。海外転職のチャンスをつかむことも可能です。
セブの求人職種
フィリピンのセブ島に多い求人を紹介します。
高い英語力を必要とする職種(TOEIC900点以上)
- IT企業
- コンサル会社
- 不動産会社
- ホテル
英語力がほとんど必要ない職種
- 日本人向け語学学校のスタッフ
- 日本人向けコールセンター
- ツアー会社
- ボランティア団体
企業によりますが、日本人サポートのメインの業務を担当する場合は、英語の使用率は低くいです。
セブの海外インターンシップで必要な費用
インターンシップで必要ない費用は、有給か無給かによっても大きくことなります。
以下、それぞれの費用内訳をみてみましょう。
無給インターンシップの場合
インターンの種類別に、必要な費用を解説します。
1年間の無給インターンシップでかかる費用の内訳は以下の通りです。
滞在費用(語学学校の寮) | 無料(授業料の含まれる) |
渡航費 | 往復3〜8万円 |
語学学校の学費費用(6ヶ月) | ・入学金 1〜2万円 ・授業料 70万円 ・テキスト代 1〜2万円 |
海外保険 | 10万〜20万円 |
ビザ申請(学生ビザ) | 4万〜6万円 |
その他交際費など生活費 | 30万円 |
インターン参加費(ある場合) | 1〜2万円 |
※ 滞在費として家賃、食費、ネット代等が含まれます
無給インターンでは滞在場所や食費が支給されるため、生活費がほとんど必要ありません。
有給インターンの時給相場
セブ島の有給インターンの場合、時給ではなく月給で支給されるケースが多いです。
費用相場の目安は以下の通りです。
語学学校のスタッフ | 2〜5万円 |
コールセンター | 7〜14万円 |
マーケティング | 5〜10万円 |
専門的な職種やスキルが必要な仕事は月給も高い傾向にあります。
海外インターンシップで必要な持ち物
海外インターンシップに必要な持ち物を紹介します。
スーツ
企業や職種によりますが、業務中や仕事場によってはスーツの着用が必要です。
特に日系企業は服装に厳しい傾向があるため、ビジネス用の1着を持っておくと安心です。
パソコンやスマートフォンなどの電子機器
業務によってはパソコンが必要なこともあり、自分のパソコンの方が使いやすく感じる人もいます。
そしてスマートフォンは連絡に必要です。これらの電子機器は必ず用意しましょう。
腕時計
フィリピンなど治安が不安定なエリアでは、スマホを出しにくいときもあります。
そんなときでも腕時計を持っていれば、時間をすぐに確認できます。
セブでインターンシップをするメリット
フィリピンのセブ島でインターンシップをするメリットとして、以下の3つ紹介します。
1.英語を学んでからインターンシップに挑戦できる
セブ島インターンの魅力は「英語を学んでからインターンに参加できること」です。
セブ島では多くのプログラムで、お給料を支払う代わりに語学のレッスンを無料で提供しています。
英語初心者でもインターンに必要な英語力を身につけることができるため、「英語ができないから」とインターンを諦める必要がありません。日常英会話とビジネス英語、どちらも学習してから働くことができます。
2.大学生は就職活動の自己アピールにできる
大学生は、海外インターンの経験が就職活動で有利に働くこともあります。
国内インターンの経験者は増えつつありますが、海外インターンの経験者はまだまだ多くありません。
そのため「多国籍な環境で働いたことがある」「英語を使いながら仕事をしていた」という経験は、これからグローバル化が進む社会で重要視される可能性が高いです。
「英語とインターン経験」という2つのスキルをアピールするためにも、英語を学びながら実務経験を積めるセブ島インターンはお勧めです。
3.社会人は転職などキャリアアップのきっかけになる
社会人はセブ島インターンが転職のきっかけになることもあります。
社会人の転職活動では「今までの仕事スキル」に加えて「新しいスキル(応募する仕事に必要なスキル)」を求められるケースがあります。
セブ島インターンで今までの仕事と異なるスキルを身につけることで、転職活動でアピールできる人材に。キャリアアップが成功しやすくなります。
セブでインターンシップをするデメリット・失敗例
フィリピンのセブ島でインターンするデメリットと、その解決策を2つ紹介します。
1.長期の参加のため休学や休職の必要がある
セブ島など海外インターンシップは、基本的に3ヶ月以上の長期で参加することになります。
長期の方が、プロジェクトなどにしっかりとコミットできるからです。
スキルや成果を重要だと考える海外だからこそ、大学生は休学、社会人は休職をしての参加は欠かせません。
リスクはありますが、休学・休職のデメリットが気にならないくらいの経験をすることで、就職に有利なスキルを身につけることはできます。
例えば「コールセンターで契約数トップになる」など、高い目標を持って取り組みましょう。
2.無給インターンシップは費用を節約する必要がある
セブ島インターンシップは無給のプログラムが多いです。
そのため、ある程度の費用を貯金しておく必要があり、現地でも節約しながらの生活に。費用面で不安がつきまといます。
しかし無給インターンシップでは「滞在費、食費、航空券」などを支給されることが少なくありません。
そのため、現地で必要な費用は平均50万円と欧米圏に比べると安いです。70〜100万円と多めに貯金しておくと安心です。
インターンで役に立つ英語例文
海外インターンシップでは、事前に英語を勉强しておくことが欠かせません。現地のスタッフやお客さまとのやり取りは、すべて英語だからです。
またビジネスのため「聞き取れなかった」「わからなかった」では済みません。
以下で紹介する英語例文やビジネス英語を覚えて、インターンシップに取り組みましょう。
・Hello, How do you do. My name is XX, pleased to meet you.
(こんにちは/初めまして。XXです。お会いできて光栄です)」
・I have been working for 〇〇 school, as an English teacher for 2 years.
(私は〇〇学校で2年間、英語教師として働いた経験があります。)
このあとに「だから▲▲の仕事が得意です。」など、日本での経験とともにあなたのアピールポイントを伝えることで、得意分野やできる仕事がインターン先に伝わりやすいです。
・Can I bother you for a second?
(少しお話してもよろしいでしょうか?)
上司に質問するときの声かけとして使いましょう。
\ シーン別のビジネス英語表現 /
インターンで英語力アップのためにやるべきこと
インターンシップ中にやること、終了後にやることをそれぞれ2つ紹介します。
<インターン中>毎日予習と復習をする
英語学習には、予習と復習が欠かせません。授業や仕事中に習っただけでは英単語などをすぐに忘れてしまうからです。
その日のうちに復習して何度も使用することで、やっと定着します。特にビジネス英語はなかなか使う機会も少ないため時間が必要です。
勉強を続けて、語学学校で学んだことを忘れないようにしましょう。
<インターン中>語学学校のレッスンを継続する
インターン中に語学学校のレッスンを継続することもお勧めです。わからない単語やフレーズがあっても、すぐに講師に質問できるからです。
特に無給インターンであれば、レッスンを受けながら働くことのできるプログラムも少なくありません。
ハードですが、学びながらアウトプットすることが、英語上達には一番の近道です。
<インターン後>英語学習を続ける
英語は使い続けなければ、どんどん忘れてしまいます。
また使うだけでは、間違ったままフレーズを使っていることも。帰国後も時間を見つけて、語学学校で習った方法で勉強を続けましょう。
アプリを使う、仕事後にカフェに寄るなど、スキマ時間の活用が効果的です。
<インターン後>英語を使うアルバイトをしてみる
帰国して就職活動をする場合でも、しばらくはアルバイトが必要になるかと思います。その際に英語を使う職業にチャレンジしてみましょう。
例えば「観光ガイド」や「外国人のお客さまの多い飲食店スタッフ」などです。
海外インターンの経験をアピールすることで、即戦力として採用してもらえる可能性もあります。仕事で使い続けて、英語力が落ちないようにしましょう。
インターンを就活・転職に活かすためにやるべきこと
インターンシップ中にやること、インターン後にやることをそれぞれ2つ紹介します。
<インターン中>資格やスキルの身につくコースや会社で勉強する
インターン前に資格の取れる語学学校で勉強することで、新たなキャリアにつながることもあります。
資格はTOEICやプラグラミングなどのIT関連と、興味のあるもので構いません。
今までの仕事とは異なるスキルを身につけておくことで、インターン中にさらなるスキルアップが可能に。スキルを使う仕事経験やビジネス英語を使った経験を作ることで、就職・転職活動に有利に働くことがあります。
<インターン中>ビジネスマナーを確認しておく
大学生は働いた経験が社会人よりも少ないため、ビジネスマナーはなかなかわかりにくいですよね。
そのため、インターン中に正しいビジネスマナーを身につけて実践するだけでも、就活で他の学生との差別化につながります。
事前に確認したビジネスマナーを、現地でのインターン中にどんどん実践してみましょう。
<インターン後>TOEICなどの資格試験を受けて、英語力をチェック
帰国後はどれだけ英語力が伸びたのか、就活を始める前にTOEICなどでチェックしましょう。
数字でレベルを示すことで、就職・転職活動で客観的に英語力をアピール可能に。キャリアアップが成功しやすくなります。
<インターン後>帰国してすぐに就職エージェントに相談する
帰国後の就職活動は、早めにスタートしましょう。
インターンとはいえ、前職や大学卒業からブランクがあると、企業に良い印象を与えることはなかなかできません。
帰国から早く就職活動をスタートすることで、さらにブランクが広がることを防ぎます。留学が終わると同時にエージェントに相談し、求人をチェックしてみましょう。
インターン先の見つけ方
お勧めの海外インターンシップ紹介サイトと、申し込み手順をご紹介します。
タイガーモブ
- 海外インターンシップを知る・探す
- タイモブに相談するorインターンシップに申し込む
- 企業のご担当者様と面談
- 受け入れ先決定
- 渡航準備開始・参加費用のお振込み
- 事前オリエンテーション
- 渡航
セブターン
- 海外インターンシップを探す
- セブターンスタッフによるカウンセリング
- 企業へ申し込み
- 書類選考やご担当者様とのスカイプ面接
- 手続きと入金
- 渡航
- 帰国・振り返り
フィリピン留学ドットコム
- 資料請求・説明会に参加して情報収集
- 担当スタッフによるカウンセリング
- 語学学校や受け入れ先の決定と申し込み
- 費用の入金
- 入学許可証や渡航前ガイドブックの確認
- オンライン事前研修の受講
- 渡航
- 帰国後に振り返り
インターンで働く企業の選び方
フィリピンのセブ島でインターンとして働く際に、ホストカンパニー(研修先の企業)を選ぶポイントを3つ紹介します。
1.日本人の多さ
せっかく海外で働くにもかかわらず、日本人の多い環境だとなかなか英語を使う機会がありません。なるべく日本人がいない職場を選ぶことで、ビジネス英語など実践的な英語が身につきやすいです。
2.「勤務時間・仕事内容」と「給料」のバランス
勤務時間や仕事内容と、給料のバランスをチェックしましょう。例えば1日10時間も働くのに、給料が1万円ではなかなか生活できませんよね。「1日4〜8時間の勤務」で「滞在費や食費、航空券を負担してくれる」企業を選びましょう。
3.現地就職した先輩がいるかどうか
海外就職を考えている人は、インターンから現地就職した先輩がいるかどうかをチェックすることもおすすめです。なぜならば海外就職のコツを聞くことができるからです。先輩にアドバイスをもらって、海外就職を成功させましょう。
インターンシップ開始までの流れ
- 適性診断など準備スタート(6ヶ月~1年前まで)
- エージェント、語学学校など申し込み手続き(〜6ヶ月前)
- 企業紹介および審査(〜6ヶ月前)
- 企業決定後、インターンシップ許可書申請(〜3ヶ月前)
- パスポート申請、取得(〜3ヶ月前)
- ビザ申請(ワーホリや学生ビザなど必要な場合)(〜3ヶ月前)
- 航空券の手配(〜2ヶ月前)
- 保険など渡航準備(〜1ヶ月前)
- 出発
インターンシップに必要なビザ
フィリピンで6ヶ月のインターンシップの場合、以下のビザが必要です。
観光ビザ
30日以上滞在する場合に必要。基本的には観光ビザを延長しながら滞在する。
SWP(Special Working Permit)
特別就労許可。インターンなど就労する場合に取得し、89日を過ぎたら更新。最大179日まで利用できる。
ACR-I card
外国人登録証。フィリピンに59日以上滞在する外国人が登録するもの。
ECC(Emigration Clearance Certificate)
出国許可証。フィリピンに179日以上滞在する場合は必要。
またインターン前に語学学校に通う場合はSSP(Special Study Permit)を取得します。これらの申請や延長は、入国管理局で行います。
ただしビザの利用期限はそれぞれ異なります。滞在期間や更新のタイミングはあらかじめチェックしておきましょう。
インターンシップにエージェントは必要?
インターンシップに申し込むとき、エージェントを利用することもできます。
そこでエージェントを活用するメリットとデメリットを、それぞれ3つずつ紹介します。
メリット①手続きの手間を省ける
留学にはさまざまな手続きが必要です。しかしインターン初心者や英語初心者にとって、英語で申し込みをすることは簡単ではありません。
留学エージェントを利用することで、私たちの手続きはエージェントとのやり取りのみになります。
希望を聞きながらすべて代行してくれるため、英語学習などの事前準備に時間をかけることができます。
メリット②現地情報や留学の体験談が入手しやすい
留学エージェントの中には、海外オフィスを持っている企業もあります。
そのため現地の治安や物価、留学生の数などの情報をリアルタイムで知ることができます。
海外の治安や物価の状況は変わりやすいです。そのため、どれだけ調べていても、渡航してみると「イメージと違う」ということも。現地オフィスや現地スタッフがいれば、正しい情報をすぐに知ることができます。
メリット③インターン経験者によるカウンセリングを受けることができる
留学エージェントのスタッフの中には、留学やインターン経験のある人が少なくありません。
そのため必要な準備や持ち物、インターンでどのようなスキルが身についたのかなど、体験談を聞くことが可能です。
経験者だからこそできるアドバイスもあるため、カウンセリングにも安心感があります。
デメリット①仲介料などの支払いでインターン費用が高くなる
エージェントを利用する最大のデメリットは、費用です。というのも有料エージェントでは仲介料として、5〜20万円の支払いが必要です。
これは1ヶ月、フィリピンのセブに留学するときの授業料に相当します。
これだけの金額があれば、もう1ヶ月現地で勉強やインターンをすることができますよね。
また有給インターンに参加しても、せっかくのお給料が参加費と相殺されることも少なくありません。
「英語初心者だけど費用はおさえたい…」という人は無料エージェントを利用しましょう。
私たちが支払う仲介料は基本的に0円のため、支払いは授業料などの費用のみです。
デメリット②インターン先の選択肢が少なくなる
留学エージェントは、語学学校からの販売手数料で収益を得ているとお伝えしました。
エージェントが紹介できる求人は手数料をもらっているホストカンパニーが中心です。
その他の企業を紹介してもらえる可能性が低くなり、受け入れ先は自然と少なくなります。
インターンを自分で選びたい場合、先に希望の職種を決めておきましょう。
希望の職種の手配に対応しているエージェントを選ぶことで、選択肢の少なさを解消できます。
デメリット③航空券などまとめてセット価格で購入する必要がある
留学エージェントによっては、航空券や海外旅行保険などをまとめてセット販売している企業もあります。
この場合は自分で手配するよりも高額なプランが多く、費用が節約できない可能性があります。
費用をおさえたい場合、インターン先のみ手配してくれる留学エージェントを利用しましょう。
必要なときだけ相談できるため、航空券などは自分で調べて節約できます。
セブインターン後のキャリア
日本での就職・転職活動において、海外インターンシップが活かせる理由を3つ紹介します。
1.セブ島などフィリピン留学では英語を身につけることができる
セブ島では、語学レッスンを提供するインターン先が多いとお伝えしました。そのため英語をしっかりと身につけてから、海外インターンに参加できます。
インターン終了後には「英語+仕事のスキル」を習得している人が多いでしょう。
これらの2つのスキルを持つ日本人はまだまだ少ないため、就職活動で評価されやすいです。
また英語を使う仕事に採用される可能性も高まります。
2.ビジネスマナーや就労経験を評価される
海外インターンシップにより、ビジネスマナーの習得と就労経験を積むことができます。
これらの経験を持つ日本人はまだまだ少ないため、貴重な人材です。他の人との差別化となり、採用に繋がりやすいです。
3.日本人の多い職場では日本の働き方も体験できる
セブ島では日本人が働くインターン先も少なくありません。
そのため海外インターンであっても、日本式の働き方やビジネスマナーを身につけることが可能です。
インターン終了後、「日本で働きたい」という人にはお勧めです。
インターンシップ後に海外就職
セブ留学やインターンシップ後、海外就職する人も多いです。
就職先として以下のような企業があります。
- ホテル
- 語学学校
- 留学エージェント
海外就職する人の中には、ホストカンパニーにそのまま就職する人が少なくありません。
また留学エージェントによる紹介も活用できます。
海外就職では、給料や福利厚生などは現地の基準をもとに採用されます。
そのためお給料などは、日本で就職するよりも安い可能性もあります。しかし「セブ島が気に入った」「海外就職がしたい」という人には人気の選択肢です。
語学学校やホテルなど自分の希望の職種でインターンを経験しておくことで、就職につながるスキルも身につきやすいです。
セブのインターンシップ体験談
海外就職を考えていた大学生のAさん。
しかし英語力も高くなく、海外で生活した経験がありません。
留学エージェントにすすめられて、セブ島でインターンシップを経験することになりました。
3ヶ月間、語学学校で英語を勉強した後、そのままインターンシップ生として採用。
ホームページの更新を担当し、Webマーケティングに必要なスキルを習得しました。
また同年代の留学生が多かったため、日本人留学生のサポートも経験。
対人での仕事も経験したことで、営業職などにも興味を持つきっかけになりました。
7ヶ月後のインターンを経験した後、Aさんは帰国。しかしインターンが楽しかったため、もう一度セブ島に戻ることに。
通っていた語学学校での経験が評価されて、そのまま現地就職することになりました。
このように英語力ゼロでも、セブ島であればスキルを身につけてからインターンシップを経験することができます。
留学費用を格安にするコツ
留学費用が安い時期に行く
航空券は以下の時期が安いです。
- 1〜2月
- 5〜6月
- 11〜12月
これらはGWや年末年始、夏休みなど大型連休の前後だからです。大型連休や長期休暇は利用が集中するため、相場より1〜2万円ほど高いことも。
これらの休暇が終わったあとは観光客が減るため、航空券が安いです。
また同じくオフシーズンも旅行者が少ないため、留学費用が高くありません。
フィリピンであれば、オフシーズンは10〜11月にあたります。雨季で雨が多く、台風も接近する時期のため、比較的安く留学できます。
留学エージェントを利用しない
語学学校の手配をネットで調べる、個人手配サービスの利用で仲介料の節約が可能です。
留学エージェントとは、海外への留学手配の代理人のことです。「留学会社」と「旅行会社」の2種類があります。
エージェントでは留学について「国選び」「学校選び」「進路相談」など出発前から帰国後までサポートし、日本人スタッフや現地スタッフがアドバイスをしてくれます。
留学エージェントによっては手数料や仲介料が必要です。
授業料が安い語学学校を探す
費用を節約したい場合、語学学校選びも重要です。
語学学校の学費(1ヶ月間)の目安は、以下の通りです。
入学金 | 5,000〜1万円 |
授業料 | 15万円 |
教材費 | 1,000〜5,000円 |
合計で17万円ほどですが、授業料が安いと5万〜10万円の学校も。学校選びで格安留学を実現することも可能です。
留学中の節約方法
留学中の生活費を節約する方法を3つ紹介します。
1.食事は寮で済ませる
食事は食堂で済ませることで、食費を節約できます。
フィリピンは物価が安いですが、それでも外食が続くと食費は高いです。
一方で、寮での食事はすでに授業料や滞在費と一緒に支払っています。
そのため新たな出費は増えず、無駄遣いも少なくあります。
2.郊外に滞在する
セブ島でも郊外に滞在すると、出費を抑えることができます。
ショッピングモールなどは中心地に集まっており、買い物をする場所が少ないからです。お金を使う機会を減らすことができます。
3.1日に使うお金を決める
毎日使用できる金額を決めることで、ムダな出費を防止できます。
またこのときに、家計簿をつけるのもおすすめです。自分が何にお金を使っているのか知ることで、無駄遣いを見つけて節約できます。
セブとマニラ、留学するならどっち?
時給が高いのは?
フィリピンでのインターンシップは、時給ではなく月給で支給されることが多いです。相場は以下の通りです。
- | セブ | マニラ |
---|---|---|
語学学校のスタッフ | 2〜5万円 | 2〜5万円 |
コールセンター | 7〜14万円 | 7〜14万円 |
マーケティング | 5〜10万円 | 5〜10万円 |
あくまで目安ですが、セブ島とマニラに大きな違いはありません。
最低賃金は2万円ほどですが、語学レッスンを提供するホストカンパニーも多いです。
そのため語学学校の授業料は免除になります。また滞在費や食費なども支給されるため、生活費はほとんどかかりません。
セブとマニラ、それぞれの生活費の違いは以下の通りです。
税金(消費税)
セブ | 12% |
マニラ | 12% |
またタバコやお酒などの嗜好品は、さらに6〜8%の税金を支払います。
物価
- | セブ | マニラ |
---|---|---|
水(500ml) | 20〜40円 | 20〜40円 |
コーヒー(カフェ) | 200〜300円 | 200〜300円 |
タクシーの初乗り | 70円 | 90円 |
ランチ | 200〜300円 | 200〜300円 |
ディナー | 800〜1,500円 | 800〜1,500円 |
物価にも大きな違いはほとんどなく、マニラが少し高いと感じるくらいです。首都で人が集まりやすいことが理由の1つです。
セブ島は観光客が多いために、旅行者向けのレストランが多いです。そこでは500〜1,000円のランチなどもあり、値段はお店によって異なります。
生活費(1ヶ月)
セブ | 5〜7万円 |
マニラ | 6〜8万円 |
※この内訳として、家賃や電気代、ガス代、水道代、光熱費、ネット代、携帯代などの生活費も含まれています。
家賃はコンドミニアムなど設備のレベルで変わるため、地価にも大きな変化はありません。ただしマニラは首都で高級住宅街も多いため、セブ島より少し高額です。
フィリピン人の給料の平均
フィリピン人の平均給与は2〜3万円。ただし職種によって、以下のように増えることもあります。
セブ | 2〜5万円 |
マニラ | 4〜6万円 |
マニラの方が仕事も多く物価も高いため、給料は少し高いです。
このようにマニラの方が給料や物価が少し高いですが、大きな違いはありません。
海外インターンにお勧めなのは?
海外インターンに関して、初めてインターンをする人はセブ島、海外経験のある人はマニラがおすすめです。
有給インターンの時給や給料の相場の目安では、エリアによる大きな違いはありません。
地価や税金などの物価もほとんど同じで、最低賃金は2〜3万円。そして滞在場所や食事などの生活費、さらには語学学校の授業料も必要ないため、かかる費用はどちらも少ないです。
しかしセブ島は日本人が多く、インターンの求人も多いため、初めてインターンをする人でも働きやすいです。
一方マニラは、フィリピンの中心地のため求人数が多く、マーケティングなどオフィスワークが少なくありません。
そのため海外経験のある人やインターン経験のある人が満足できる求人が揃っています。
稼ぐ給料ではほとんど変わらないため、あなたの海外経験や経験したいインターンの種類によって決めましょう。
特徴・メリット比較
次に、それぞれの都市の特徴を見ていきましょう。
<セブ島>生活しやすさ(気候、文化、人)
セブ島もマニラも年間を通して平均27〜28℃と、過ごしやすさはほとんど変わりません。
しかしマニラは台風がよく上陸し、影響を受けることも。一方でセブ島は同じフィリピンでも、マニラより台風の影響を受けることは少ないです。
またマニラは治安が不安定ですが、セブ島はビーチなどがあり観光客が多いため、治安は安定しています。
台風の被害が少なく、気候や治安も過ごしやすいため、セブ島の方が生活しやすく感じます。
<マニラ>英語力を上げる環境
マニラは首都ですが、英語留学の候補地としては、まだまだセブ島ほど知名度が高くありません。
しかしその分日本人が少なく、日本語を使うことは少ないです。英語にふれる機会が圧倒的に多いため、マニラの方が英語力は伸びやすいです。
<セブ島>滞在施設の充実度(数、質)の面から比較
セブ島はフィリピンの中でも特に日本人が多い地域。そのため語学学校の数も多く、それぞれ設備や学習環境に力を入れています。
校舎や寮もきれいな学校が多いため、初めての留学でも過ごしやすいです。
セブの特徴・メリット
- 日本人が多く、初めての留学でも安心
- リゾート地のため観光やビーチでリラックスもできる
- フィリピンの中でも治安が比較的良い
マニラの特徴・メリット
- 首都のためインターンなど仕事が見つかりやすい
- 日本人が少なく、英語を使用できるシーンが多い
- 優秀なフィリピン人講師が集まっている
英語学習に集中したい、費用をおさえたい人はセブ島、インターンなどキャリアを積みたい、ビジネスについて学びたい人はマニラがお勧めです。